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カッコいい「ギャラン」が帰ってきた

Mmwah1000025022008_1_1_h1 三菱自動車のセダン「ギャラン フォルティス」は前のめりでたくましいフロントマスクに、往年の三菱自動車らしさが際立つ。一見、無骨にも見えるが、三菱車らしいスポーティー、タフというイメージを体現した仕上がりだ。発売直後から50代以上の「違いの分かる」乗り手が買いを入れている。

「東京国際カスタムカーコンテスト2008」でグランプリに三菱自動車の「GALANT FORTIS(ギャラン フォルティス) LOWRIDER」が選ばれた。自動車メーカー自身が出品したカスタムカーがグランプリに輝いたのは初めてだ。

Mmwah1000025022008_2_1_h1 千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2008 with NAPAC」に出展された593台を対象に、「スポーティーカー部門」「インポートカー部門」など計8部門それぞれに最優秀賞を選び、さらにその8台の中から全体のグランプリを選んだ。「ギャラン フォルティス」はセダン部門の最優秀賞に選ばれ、グランプリも制した。通算8度目を数える同コンテストで、セダン部門からグランプリが出たのは初めてだ。日本ペイントとコラボレートしたドレスアップカーだ。

受賞車両は、紅蓮(ぐれん)の炎を描き上げた、フロントバンパMmwah1000025022008_3_1_h1 ーからサイドへのペイントが目を奪う。レッドとオレンジをベースに塗り上げた塗装が精悍さを引き立たせている。全体にアメリカンなローライダー・テイストが匂い立つ挑発的な仕上げではありながら、艶美さもたたえた顔つきだ。

2007年8月に発売された「ギャMmwah1000025022008_5_1_h1 ラン フォルティス」は売れ行きが衰えず、三菱自動車にとってのセダンの「顔」となりつつある。約11年ぶりのフルモデルチェンジだけに、予想を上回るほどの変身ぶりが話題を呼んだ。とりわけ、鼻先がバンパー部よりも前方に突き出て見える「逆スラントノーズ」は温故知新の提案で、オールド三菱ファンを喜ばせた。台形グリルと逆スラントノーズを組み合わせた、スポーツ感の際立ったフロントマスクはセダンというカテゴリーに新たなポジションを確保した。

逆スラントノーズはかつての三菱自動車の名車「コルト1000」、初代「ギャラン」などに採用され、三菱自動車のシンボルアイコンとなった。ただ、近年は空力性能を優先する流れが広まり、逆スラントノーズは異端派とされてきた。もっとも、すべてのメーカーが同じ発想で作れば、当然、顔も同じになってしまうわけで、あえてマイノリティーを選択したデザイン陣は、乗り手に異なる価値を提示しようとした点で勇気をたたえられてよいだろう。

子育てを終え、「自分たち夫婦のクルマ」を求める50~60歳代が飛び付いた。子供を乗せる用途を重視して乗り継いでいたミニバンを捨て、「ギャラン フォルティス」に乗り換えているようだ。

発売当初の3カ月間で購入を申し込んだうちの約6割が50歳以上という。しかも男性の比率が9割に達していて、本物志向のオヤジの眼鏡にかなったと言えそうだ。

ファミリーセダンとは一線を画したスポーツ感が乗り手を刺激する。新開発の直列4気筒エンジン(排気量2000cc)を搭載。上位グレードの「SPORT」に積んだ新開発のCVT(無段変速機)は、格段に滑らかな走りと燃費の低減を同時に実現した。ハンドルから大きく手を離さずに変速できるパドルシフトも使い勝手がいい。約5mという最小回転半径は小型車並の取り回しやすさだ。

「ギャラン」という大看板を復活させ、襲名するにふさわしい仕上がりだ。国内への新型セダン投入は7年ぶりとなった。スポーティーセダンというカテゴリーで、178万5000~243万6000円という価格はかなりこなれている。「グローバル基準のスポーツセダン」という看板は伊達ではない。

三菱自動車は3月4日開幕のジュネーブ国際自動車ショー(スイス)で、コンセプト車「プロトタイプ-S」を世界で初めて公開する。「ギャラン フォルティス(米国名「ランサー」)」や「ランサーエボリューションX」などをベースにした5ドア・スポーツハッチバック車。新開発の排気量2000ccのガソリンエンジンを積み、2枚のクラッチを自動的に切り替えながら変速する変速機を装備している。

エクステリアは三菱自動車のデザインアイデンティティーである、フロント台形グリルと逆スラントノーズを組み合わせたフロントマスクが、「三菱自動車」の系譜を証明。ワイド&ローのプロポーションが攻撃的に目をとらえる。国内の発売時期は決まっていないが、早ければ今秋にも発売されると見られていて、アウトドア派にはセダンに次ぐ選択肢となりそうだ。

「ギャラン」は昔から、カッコイイ車だった。その名前を封印してしまわず、よみがえらせてくれたのは単純にうれしい。しかも、今度もカッコイイ。前のめりのフロントを眺めていると、気持ちまではやってくる。

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